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2011年11月 アーカイブ

合理化の連携


圧力は機械のすぐれたメンテナンスと結びつくとともに、部品納入業者との関係やラインの作業慣行にも反映します。


そして、部品メーカーは一貫して品質の高水準維持に努めるでしょう。


ライン自動停止装置をもつ現場の作業員は、徹底した無駄の排除と欠陥や問題の発見に努めることにならざるをえないのです。


同時にこのシステムは、幅広くかつ深い(計画や管理への参加が強い)日本的な職務構造や、欠勤率の少ない忠誠心の強い従業員の参加と結合することが絶対に必要です。


ジャスト・イン・タイム方式は、生産計画と生産管理を連結した管理慣行の運用を特定の専門家集団だけに委ねたりせず・・・


現場の全員参加の形で実現したところに大きな意義があります。


そしてこの方式はマツダ 中古車などの自動車メーカーがまずその範を示すことによって、その影響が部品メーカーに及ぶという連鎖反応を生む点でも大きな特色を有しています。


部品メーカー自身の意識革命と自動車メーカー、部品メーカー一体となった文字通り一糸乱れぬ合理化の連携が実現するのです。

自動車メーカーの競争的共存

日本的合理化のこの方式によって実現された工程作り込み生産性・・・


これは、アメリカの自動車メーカーにおいて常識となっていた観がある生産性"コストと品質のトレード・オフという神話を打破しました。


こうして、高品質を工程で作り込むことによる品質と生産性の一体となった向上をもたらしたのです。


そしてさらにもう一つ重要なポイントは、このような日本的合理化がすべての日本の自動車メーカーに浸透したことによって、少ない設備の最有効稼動が実現。


その結果、中古車情報の増加、そして自動車生産におけるスケール・メリットの分岐点が引下げられる効果が生まれたことです。


日本における自動車メーカーの競争的共存はこのスケール・メリットの分岐点の引下げと無関係ではないと思われます。


さらにまたこの日本的合理化は生産工程における生産体制に多くの柔軟性を持ちこみ、設計変更や新技術の導入に対して、メンテナンスやプレスの型交換のスピード・アップ・・・


そして、工程のレイアウトなどの変更によって敏速に対応する条件をつくり出したのです。


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