"ポルシェが欲しい!"

「ソビエトは工業技術をマスターするすべを学ばなくてはならない。


それは国家再建の現在、あらゆるものを決定するからだ・・・


我々は100年も遅れている。


だが西欧の水準に10年で追いつかなければならない。


それが達成できないとき、それは我国の破滅を意味している・・・」


スターリンがポルシェに求めているのは(このとき両者が会見したかどうか記録は伝えていません)、まさに遅れた技術水準をいっきょに引き上げるため原動力として、最高のブレーンとして働いてもらうことでした。


当時はマツダ 中古車なんてない時代です。


ポルシェは人気のでるような自動車ばかりでなく、技術のあらゆる面に通暁していました。


そしてスターリンをも含めて、2つの大戦のはざまの時代、独裁者はもとより国家の指導者たちは、テクノロジーを不可能を可能としてくれる"魔法の杖"と考えたがったのです。


スターリンとしてはポルシェその人が欲しかったのです。


その強烈なパーソナリティと傑出した技術力が欲しかったのです。

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